三井物産の選考まとめ!

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三井物産は夏インターンを行う代わりに、書類選考と動画選考のみで参加できる「志ワークショップ」を8月に開催している。

また、本選考の選考時期は2クール制に分かれており、第1クールは11月頃~3月頃、第2クールは2月頃~6月頃と、両者とも長い期間をかけて行われる。本選考の27卒スケジュールは以下。

本選考スケジュール(27卒)第1クール第2クール
応募期間2025年10月31日〜2026年1月8日2026年2月10日〜3月23日
書類通過1月17日頃4月4日頃
一次面接1月26日週4月13日週
二次面接2月2日週4月20日週
インターン2〜3月5月
最終面接3月6月

三井物産の特徴として、インターンが本選考プロセスに組み込まれている点が挙げられる。故に他商社よりも本選考プロセスが長期間なのだ。

三井物産の選考難易度は三菱商事と並んで最も高いといえる。その最大の理由は、少ない採用枠に、非常に優秀な学生が集中すること。

三井物産の新卒採用は直近で142名。一方、公式データでは「書類選考通過者数÷入社者数」が22倍。つまり、書類を通過した学生だけでも、最終的な入社人数の約22倍が存在する。

さらに、三井物産はインターンを本選考プロセスに組み込むなど、複数段階で学生を選抜する。

したがって、

採用枠:約140人

書類通過者:約3,100人規模

面接・インターン等でさらに選抜

という構造になっており、優秀な学生の中からさらに選ばれる必要がある。

この採用枠の少なさ × 高倍率 × 選考段階の多さが、★5の最大の根拠だ。

これは三井物産に限らずだが、商社の面接は「何を成し遂げたか」以上に、「なぜそう行動したのか」を徹底的に見られるのが特徴。

一次面接ではガクチカを中心に、動機・課題・行動・成果などを深掘り。二次面接では「自分史」を小学校以前まで遡って質問されるケースもあり、価値観が形成された過程や意思決定の一貫性まで確認される。

つまり面接では、

経験 → なぜそうした? → なぜそう考えた? → そこから何を学んだ? → 今の自分にどう繋がっている?

という形で、表面的な強みではなく「その人間の根っこ」まで掘り下げられる。さらに最終段階では「三井物産で何をしたいか」も問われるため、自己理解だけでなく、三井物産で実現したいことまで一貫して語れるかが重要になる。

💡 POINT / 重要ポイント

三井物産の書類選考には、「自分史」と呼ばれる独自の選考がある。これは「小学校まで」「中学校」「高校」「大学」の4つのフェーズに分けて自身の経験を振り返り、計2,000字で記述するものだ。こうした選考を取り入れていることからも、三井物産が学生の経験だけでなく、その背景にある価値観まで徹底的に把握しようとしていることが分かる。したがって、面接においても「個性があるか」「高い志を持っているか」といった、その人ならではの価値観や人間性が深く見られると考えておいた方がよいだろう。

三井物産は、1つの質問を起点に「なぜ?」を何度も重ね、回答の表面ではなく価値観や行動原理まで掘り下げるため、★5。

一次面接ではガクチカなど1つの経験を20〜30分ほど深掘りされたという体験談があり、二次面接では「自分史」をもとに幼少期〜大学時代まで幅広く質問されるケースもある。

つまり、

「何をした?」
→「なぜ?」
→「なぜその判断をした?」
→「そこから何を学んだ?」
→「その価値観は今どう表れている?」

というように、一問一答ではなく、回答から次の質問が無限に派生する

さらに三井物産自身も、自分史を「人生で頑張ってきたことを多面的に伝えてもらう」ためのものと位置づけている。そのため、想定質問の暗記だけでは対応しにくく、自分の経験・価値観を深いレベルで理解していることが必要だ。

三井物産は、インターンを単なる仕事体験ではなく、本選考そのものに組み込んでいるため。

実際に27卒採用では、書類選考→一次面接→二次面接→インターン→最終面接という流れになっており、公式にも「インターンシップに参加せずに三井物産に入社することはできない」と明記されている。(三井物産 採用ポータルサイト | MITSUI & CO.RECRUIT)

総合商社ではインターンが選考優遇につながるケースは多いものの、インターン自体を選考プロセスに組み込み、参加を入社の条件としている点は珍しい。双日もインターンをその後の選考につなげる形式を採用しているため、商社全体としてインターンの重要性は高まっている。

つまり三井物産では、面接を突破するだけでは不十分。インターンで実際の立ち振る舞いや思考力、周囲との協働力まで評価された上で、最終面接に進む必要がある。そのため、「面接+インターン」の二段階で自分を評価される点から、★5と評価。

三井物産の選考は、採用難易度の高さだけでなく、学生一人ひとりを深く見極める選考設計に特徴がある。

2クール制による長期的な選考に加え、インターンを本選考に組み込み「自分史」では過去の経験から価値観まで徹底的に確認する。さらに面接では、1つの経験を起点に「なぜ?」を繰り返し、その人の考え方や行動原理を深く掘り下げていく。

つまり、三井物産の選考で重要なのは、華々しい実績を並べることではない。自分がどのような価値観を持ち、なぜその行動を選択してきたのかを、自分の言葉で一貫して語れることだ。

「優秀だから・自信があるから受ける」のではなく、「自分は何者で、何を成し遂げたいのか」まで突き詰めてから挑む。それが三井物産の選考を突破するための第一歩となる。

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